【日時】
2024/9/17 (火) 18:30 – 20:30
【会費】
1,000円
【開催場所】
・オンライン及びオフライン開催
※オフラインでのご参加は下記が会場になります。
CO & CO Kyoto
https://coandco.jp/lounge/kyoto/
〒604-8152
京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町670番地
京都フクトクビル2F
【主催】
京都ホンマモン計画
【共催】
京都ベンチャー研究会
>懇親会の参加をご希望の方はこちらからお申込みください
※費用は実費で、場所の関係で早めに申込み頂かないと締め切られます
講演内容
第一部.『中小製造業を世界の中核へ」』
講演者: 笠原 久芳 氏(株式会社サンケイエンジニアリング・代表取締役社長)
■略歴
国立琉球大学理学部海洋学科卒業。西武百貨店に入社し物販と旅行に携わる。1989年に父親が経営しているサンケイエンジニアリングへ入社。製造業や金属加工の知識・経験ゼロに関わらず、NC旋盤等の工作機械を購入し、独自製品を創り始めた。そして2004年に代表取締役社長へ就任。現在のサンケイエンジニアリングが掲げている「電気測定の119番」の基礎を確立した。
2014年にSankeiEngineering(Cambodia)Co.,Ltdを設立し、海外製造の第一歩を踏み出す。2022年には、山梨県北杜市に未来のものづくりを担う「M&T BASE HOKUTO」を設立。
さらに、他社への提供を目標に、FAの内製を行う部署と海外向けのECサイトや社内IoTの構築を担う部署を創設し、「日本の中小製造業を世界の中核へ」というMISSIONを実現するために始動する。
■講演内容:
サンケイエンジニアリングは「日本の中小製造業を世界の中核へ」というミッションを掲げて、ものづくりをベースにした仕組みづくり行っています。ですが、日本を脱出する計画を画策したことがあります。2011年10月31日にドルに対して75円32銭まで円高が進みました。この時、お客様の多くの国内工場が閉鎖され、怒涛の如く海外へ移転していきました。私たちも本社・工場ともに海外移転を目指し、東南アジア諸国・東欧諸国・米国やEU等に実際に足を運び調査を行いました。その結果見えてきたのが、「日本人ほどモノづくりに向いている人たちはいない」という事実です。教育環境・物品の調達・インフラなどの「モノづくりのための最適な環境」が日本にあります。多くの小さな会社に知識と知恵の結晶である素晴らしい技術が蓄積されています。古から受け継がれてきた日本のモノづくりは、私たちの文化だと実感しました。一方で、多くの企業がビジネスとして苦戦している事実が浮かび上がってきました。また、少子高齢化による人口減少とそれに伴うマーケットの縮小は避けようがありません。そのような状況でも、これまで培ってきたモノづくりを発展させていくために、日本の中小製造業の強みを活かせるプラットフォームをつくるのが、私たちのmissionです。マーケティング・販売、開発・製造、採用・教育、経営や資金調達などをサポートするための仕組みづくりを始めました。見えてきた課題とメーカーであるからこそ出来る取り組みを紹介します。
第二部.『人類と自然のこれから』
講演者:高倉 葉太氏(株式会社イノカ・代表取締役CEO)
■略歴
東京大学工学部を卒業、同大学院暦本純一研究室で機械学習を用いた楽器の練習支援の研究を行う。2019年4月に株式会社イノカを設立。
サンゴ礁生態系を都心に再現する独自の「環境移送技術」を活用し、大企業と協同でサンゴ礁生態系の保全・教育・研究を行っている。
2021年10月より一般財団法人 ロートこどもみらい財団 理事に就任。
同年、Forbes JAPAN「30 UNDER 30」に選出。
■講演内容:
SDGsやESGがブームとなる中、多くの企業が変革を求められています。
この時代の変革期において、企業はどのようなアクションを取っていくべきなのか。皆様の取り組みが見せかけのアクションとならない様に、「人類と地球の未来について」、そして「何のために営利法人がその様な事を行わなければならないか」などより本質に繋がるお話を致します。
抽象的な論のみならず、我々がベンチャー企業として様々な企業様と実際に行なっている事例をベースにお話をさせて頂きます。
明日から皆様のアクションが変わる様、お手伝いができればと考えております。
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※費用は実費で、場所の関係で早めに申込み頂かないと締め切られます