【日時】
2025/03/11 (金)18:30 – 20:30
【会費】
1,000円
【開催場所】
・オンライン及びオフライン開催
※オフラインでのご参加は下記が会場になります。
CO & CO Kyoto
https://coandco.jp/lounge/kyoto/
〒604-8152
京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町670番地
京都フクトクビル2F
【主催】
京都ホンマモン計画
【共催】
京都ベンチャー研究会
講演内容
第一部.『京都から「Monozukuri」で世界を変える – MZVの挑戦 -』
講演者: 牧野 成将 氏(株式会社Monozukuri Ventures・代表取締役)
■略歴
2005年フューチャーベンチャーキャピタル、2009年京都高度技術研究所、2011年サンブリッジにて製造業やIT分野のシードステージ企業への投資を行う。2015年、京都試作ネットを中心に日本の中小試作企業と連携してハードテックスタートアップの試作支援を行う株式会社Monozukuri Venturesを創業。2017年にスタートアップの試作と投資を行う国内初のファンドを設立して日本・アメリカのハードウェアやディープテックスタートアップに投資を行う。
■講演内容:
2025年は私たちMZVが誕生してちょうど10年という節目を迎えます。2010年頃から3Dプリンターを象徴とする「メーカーズムーブメント」やスマートフォンに代表されるインターネットとモノがつながる時代「Internet of Things」の到来をきっかけに、多くのスタートアップが新たな挑戦を始めました。しかし、彼らは「Hardware is Hard」と言われる数々の課題に直面していました。その中でも特に大きな壁が「試作量産の死の谷」でした。この課題に対し、日本の中小製造企業の力を結集し、試作量産をサポートすることで、世界中のスタートアップの課題を解決できるのではないかと考え、MZVは設立されました。その10年の挑戦の軌跡と今後の展望をお話したいと思います。
第二部.『M&Aを活用した中堅・中小企業の成長』
講演者:小板橋 貴尚 氏(フロネシス・パートナーズ株式会社・代表取締役 パートナー CFO)
■略歴
1987年に山一証券(株)入社。外資系金融機関への営業、個人営業、そして上場会社宛引受営業等を経験。
1995年に日本初の独立系M&A仲介会社である(株)レコフに参画。主にクロスボーダー案件を手掛けた。
2001年よりGeneral Electricの金融部門に入社。企業再生系の案件やPE Fund向けのLBOローン案件のソーシングに従事。
2007年に丸紅の投資ファンド運営子会社、アイ・シグマ・キャピタル(株)に参画。同社の1号バイアウト・ファンドを設立し、複数の案件責任者を務める。そのうちの1社であるゴールドパック(株)の代表取締役社長を2011年から1年半務める。
2013年にフロネシス・パートナーズ(株)を設立。2015年に中小企業を投資対象としたバイアウト・ファンドを設立し、4社に投資を行い、現在残り2社の企業価値向上と売却に向けて活動を継続している。
1987年3月 慶應義塾大学経済学部卒
1993年5月 University of Virginia, Darden School of Business卒業 MBA
■講演内容:
1995年より約30年間にわたり、仲介業者、買収資金のレンダー、経営者、そしてPE ファンドのファンドマネージャーと多様な立場からM&Aに携わってきました。この間にM&Aに対する認知は進みましたが、事業承継に活用される案件が多数を占める一方、自社の成長戦略の一部としてM&Aを活用し、成功している例は未だ少なく、あっても一部の大企業に限定されている印象です。残念ながら中堅・中小企業でM&Aを活用して自社の成長を加速させた事例は少ないのが現状です。日本におけるM&Aの歴史や自身の経験に照らして、中堅・中小企業がM&Aを成功させるために必要なこと、留意すべきことは何か、そしてどのような「落とし穴」があるか、お話ができればと考えています。是非、参加者の方からも活発に質問やコメントをいただき、インタラクティブに進めていければと思います。