令和3年7月度定例 京都ベンチャー研究会 

【日時】
令和3年7月21日(水)
講演会 18:30~21:00(質疑応答含む)
 -18:30~19:25 永井 靖浩氏 ご講演(質疑応答含む)
 -19:30~20:25 田中 淳士氏 ご講演(質疑応答含む)

【会費】
無料

【開催方法】
オンライン配信(Zoom使用)
※お申込みフォームにご入力いただいたメールアドレスへ参加に必要なURLをお送りいたします。

【主催】
京都ベンチャー研究会

【後援】
公益財団法人京都高度技術研究所

講演内容


講演1.テーマ「IT(デジタル)化とコロナ禍後の社会の将来ビジョンを考える」

講演者: 永井 靖浩氏
京都大学 情報環境機構 IT企画室 教授・室長・京都大学CIO補佐官

■プロフィール
・1979年慶応大学工学部卒業、1981年慶応大学工学研究科修了、1988年工学博士(慶応義塾大学)
・1981年~2002年 電電公社電気通信研究所(現NTT R&D) 研究員 (1992-93年 カリフォルニア大学バークレ校 Visiting Research Associate 1997-1999 NTT研究開発推進部 担当部長)
・2002年~2006年 NTTコミュニケーションズ e-Japan推進部など担当部長
・2006年~2011年 京都大学 学術情報メディアセンター 教授 
・2011年~     京都大学 情報環境機構 教授(現職)

■研究教育などの概要:
・NTT研究所での主な研究開発テーマは以下のとおり
磁気ディスク用薄膜ヘッド、軟磁性多層膜、高温超電導マイクロ波デバイス、構内系ワイヤレスシステム、非接触ICカード
・NTTコミュニケーションでの主な商用導入の開発テーマは以下のとおり
住民基本台帳ネットワーク関連システム、住民基本台帳カード、PKI医療応用
・京都大学で実施したITシステムの企画・設計・構築は以下のとおり
統合認証基盤(全学アカウント、認証システム、認証局、ICカードなど)、教育研究活動データベース、生涯メール、安否確認、業務系システム・サービスのクラウド移行

■講演内容:
「情報と社会」という科目を担当しています。今後のベンチャ起業で、将来ビジョンを持つことが必要と考えており、この講義の中から、必要な項目を抽出して、お話させてもらいます。

標題: IT(デジタル)化とコロナ禍後の社会の将来ビジョンを考える
お話しするテーマ:
1. 環境の変化とIT活用 
2. コロナ禍後のNew Normal 
3. デジタル経済からSociety5.0へ
4. ビジネスとモデルの変化
  ~デジタルプラットフォーマとネットマッチング・ビジネス~
5. クラウドサービスの浸透
  ~「所有」から「利用」へ~
6. IoT(Internet of Things)からビックデータ、さらにAI(Artificial Intelligence)
  ~エビデンス・ベース・ポリシー・メーキング~
7.異業種ビジネス連携
  ~デジタル・プラットフォームとAPI~
8.新しい価値創造にはどんなアプローチが適切か?
  ~環境変化を捉え、どんな観点で~
9.まとめ

講演2.テーマ「コロナ渦での営業改革」

講演者: 田中 淳士氏
株式会社食一 代表取締役

■プロフィール
実家は長崎県松浦にあるアジ・サバ水揚げ日本一の市場で約130年続く仲買業を営み、小さいころから地元の美味しい魚を食べて育った。
大学3回生の時、第4回Doshisha New Island Contest にて優勝し、翌年の一年間を休学し、在学中に「食一」を立ち上げる。産地直送の海産物卸として営業し始めるが、差別化に苦渋を経験。そこで、より現場を知るために、九州・四国の漁港をレンタカーで寝泊りしながらひたすら行脚する。そこでの情報・経験を通して、2年目に産地に眠る旨い地魚ブランド「海一流」を立ち上げる。現在は全国の100数十箇所の漁港と直接取引を行い、飲食店などに産地直送で都市部に出回らない変わった旨い地魚を卸している。

現在34歳の佐賀県出身。実家は長崎県松浦にあるアジ・サバ水揚げ日本一の市場で約130年続く仲買業を営み、小さいころから地元の美味しい魚を食べて育ちました。
大学3回生の時、母校のビジネスプランコンテストで優勝をしたことをきっかけに翌年の一年間を休学し、在学中に「食一」を立ち上げる。
メインの事業は全国の100数十箇所の漁港と直接取引を行い、飲食店などに産地直送で都市部に出回らない変わった旨い地魚を卸している。


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